20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

人生戦略考 ver5

これまで様々な仕事をしてきたが、改めて気づくことは、「社外の人の役に立っている」と自分の中で思えることは、自分が仕事に対するモチベーションを保つ上でとても重要な要素であるということだ

僕は自分が好きなことを仕事にしたらどうだろうとか、好きかどうかは分からないけど興味はある仕事をしたらどうだろうとか、いくつかの実験的な仕事探しを行ってきた

だが、結果的に今思うことは、自分の興味関心以上に、「社外の誰かが自分を必要としてくれていて、自分がそれに応えようとしていて、自分なりにがんばった結果その人に感謝され、その人の役に立つことができた」というシンプルな喜びが、自分の仕事への活力となっていることをつくづくと感じている

誰もがこれで仕事への満足感や活力を得られるわけではないかもしれないが、僕の場合は間違いなく、これが効いている

これは自分の中でも意外な発見であった

自分は自分の好きなことを仕事にして、自分のさらなる成長のために自分は仕事をがんばるんだー、みたいな考えは良くも悪くも自分の中でそこまで強くなかったのだということが分かったからである

この辺はまだまだ自己分析が足りないが、かなり自分の思考を知る上で大事になってくる感覚なのではないかと、なんとなく思っている

この感覚が確信に変わると、自分のために動くよりも、人のために動いていた方が結果的に自分へのリターンが大きいのではないかという仮説が成り立ち、さらに今までの人生における様々な選択において、決め方が間違っていたのではないかという疑念が生まれることになる

これからも深掘りしていきたい

人生は奥深いものだ