今会社で特に誰も気にしていないようなことに一人力を入れて取り組んでいる
海外への自社商品の営業活動である(もちろんオンラインでのやり取りである)
なぜこんな大事なことなのに誰も気に留めていないのかというと、社内の中でも売上規模が顕微鏡でも見えないほど小さいことと、メイン商材ではなく仮にその商品が無くなっても何ら問題がないからだ
なので、社内には、あの人いつも(言われたことをやらずに)何やってるんだろう、と不思議に思っている人もいると思う
でも、それでも僕はあきらめたくないなと思うようになった
自ら海外のお客さんとコミュニケーションをとって、商品を紹介して、ビデオ会議やメールでのやり取りに全神経を集中させて、注文を取りに行く
日本で日本人に日本語で物を売るよりもよっぽどワクワクするじゃないか
こう思うからである
言葉も文化も考え方も違う人たちと、パソコンの画面やメールの文章を通して、お互いに思いを共有できる部分を探したり、この言い方なら理解してもらえるのではないかという表現を使ったりして、なんとか分かり合おうと必死になる
そうやって色々と脳みそをフル回転させながら、相手の笑顔や理解した感が見えると嬉しい
まだまだ微力ではあるが、今までのひと月あたりの売上が平均1だとしたら今月は10くらいになった
社内には求められていないけど、社外には求められるという、不思議な社員もひとりくらいはいても良いだろう
そう自分に言い聞かせている