20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

本を通して見る人生①

本が好きだ

昔から

本を読むのも、本屋に行くのも、本を選ぶのも、本がある空間にいるのも

本を持つのさえ好きだ

なぜか考えてみた

小さい頃から図鑑やマンガは結構読んでいた

しかし海外にいたためなかなか本を手に入れられない環境だった

同じ本を何度も読み、新しい日本の本が珍しかった

今思えばもっと現地の本にも触れておきたかったと思うが

珍しさでいえば圧倒的に日本語の本の方が珍しかったわけで

内容も日本語だから分かりやすいし、製本もしっかりしているし

とにかく気に入った日本の本は何度も読んでいた

そして、その後日本に戻ってからは外で遊ぶのも好きだったが、学校の図書館で過ごすことが多くなった

この時は実際に買うのはマンガばっかりで、マンガ以外は借りて読んでいた

学校の図書館が空間的に好きだったというのもある

静かで落ち着くし、誰かに邪魔されることもない

興味のある本を好きなだけ読んでいられる

そして気になるタイトルの本が読み切れないほど並んでいる

知的好奇心の爆発

そんな感じだったかもしれない

特に小学生の頃は、マンガ以外に読む本は内容で選んでいた

しかし、中学生になって初めて「書いている人」という視点で本を読むことになってきた

一番最初にハマったのは

さくらももこ

自身の体験をもとにしたエッセイがとてもおもしろくて、ちびまる子ちゃんのイメージしかなかっただけに、当時その文章を通して伝わる人となりや考え方、そしてそれの伝え方(言い回し)に感銘を受けていた

今もそれらの本は大事に持っているが、僕の本好きが加速したきっかけである

中学の頃は特に数学よりも国語や社会や歴史の方が好きで、成績も良かった記憶がある

その後高校生で再び日本を離れるまで、ちょこちょこ学校の図書館で本を借りて読んでいた

日本の歴史関係の本が多かった気がする

忍者に憧れていたので、忍者や武器などの本

あとはいわゆる夏の100冊みたいなもので選ばれる小説類も読んでいたように思う