本が好きだ
昔から
本を読むのも、本屋に行くのも、本を選ぶのも、本がある空間にいるのも
本を持つのさえ好きだ
なぜか考えてみた
小さい頃から図鑑やマンガは結構読んでいた
しかし海外にいたためなかなか本を手に入れられない環境だった
同じ本を何度も読み、新しい日本の本が珍しかった
今思えばもっと現地の本にも触れておきたかったと思うが
珍しさでいえば圧倒的に日本語の本の方が珍しかったわけで
内容も日本語だから分かりやすいし、製本もしっかりしているし
とにかく気に入った日本の本は何度も読んでいた
そして、その後日本に戻ってからは外で遊ぶのも好きだったが、学校の図書館で過ごすことが多くなった
この時は実際に買うのはマンガばっかりで、マンガ以外は借りて読んでいた
学校の図書館が空間的に好きだったというのもある
静かで落ち着くし、誰かに邪魔されることもない
興味のある本を好きなだけ読んでいられる
そして気になるタイトルの本が読み切れないほど並んでいる
知的好奇心の爆発
そんな感じだったかもしれない
特に小学生の頃は、マンガ以外に読む本は内容で選んでいた
しかし、中学生になって初めて「書いている人」という視点で本を読むことになってきた
一番最初にハマったのは
自身の体験をもとにしたエッセイがとてもおもしろくて、ちびまる子ちゃんのイメージしかなかっただけに、当時その文章を通して伝わる人となりや考え方、そしてそれの伝え方(言い回し)に感銘を受けていた
今もそれらの本は大事に持っているが、僕の本好きが加速したきっかけである
中学の頃は特に数学よりも国語や社会や歴史の方が好きで、成績も良かった記憶がある
その後高校生で再び日本を離れるまで、ちょこちょこ学校の図書館で本を借りて読んでいた
日本の歴史関係の本が多かった気がする
忍者に憧れていたので、忍者や武器などの本
あとはいわゆる夏の100冊みたいなもので選ばれる小説類も読んでいたように思う