誰のことも幸せにできていないダサい人生
そのダサいのを捨てることはできない
持って行くことしかできない
できることもできないことも
好きなことも嫌いなことも
全部持って行く
ひとつ約束してくれ
自分の心の声を聞くこと
自分の心の声から逃げないこと
自分の心の声を信じること
誰かが幸せになることで
おれは幸せになる
誰か幸せになっているだろうという空想
誰かに届いているだろうという幻想
それは全て物語
自分が生み出した物語
ただの鎖だ
自分で自分に手錠をかける
空虚な想像に毛布をかける
もういいよ
自分を守るのは
ホントは守れてないんだから
準備で終わってしまう人生
ピッチに立って初めて記録が残る
打席に立って初めてバットを振れる
ダサい自分に鍵はかけない
残さず持って行くぜ
ダサさがおれを作ってくれたんだ