20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

ネガティブケイパビリティは資本主義に不要か

自分はどちらかというとネガティブケイパビリティ高めな性格だと思っているのだが、とにかく時間内に決めないといけないとか、時間がない、情報にすぐアクセスできないという状況だとそれが仇となるなと思う

完璧な決断なんてそもそも存在しないので、すぐに下した決断の価値はとても高いものがあるだろう

しかし、時間至上主義、リソース至上主義みたいな動き方が続く限り、社会は変わらないだろう

資本主義が変革を求められている一要因だと感じる

そして、仮にその組織の中で自分ひとりだけそう思っていたところで、なかなか全体としてもっと議論を深めようとか、他の可能性も検討してみようとなるのは難しいだろう

僕自身が単にもっと議論したいだけであって、議論を深めればベストアンサーが出るわけではないからだ

でもひとつだけ確信していることは、時間が無いという理由だけで、往々にして議論は生煮えのまま、決断→実行というフェーズに移り、生煮えだけにまた新たな課題がそこから浮かび上がってくるという、エンドレスな循環ゲームが、今の資本主義の一端を形成しているということだ