運命を信じるかと聞かれたら、簡単に首を縦に振りたくはない
でもこういう星の下に生まれたとか、向き不向きとか、引き寄せる力みたいなものを信じるかと聞かれたら少し首を縦に振ってしまいそうになる時がある
運命とまでは言えなくとも、なぜか似たような試練が訪れたり、自分の居心地の良い状況が目の前に広がってきたりということが、たとえ大きく自分の環境を変えたとしても向こうからやって来るような感覚
そんな経験はないだろうか
これはいわゆる「成長のチャンス」なのかもしれないし、どこまで行こうと自分が「いつかは乗り越えなければならない壁」なのかもしれない
ピンチとチャンスはある意味同義であるから、上記の成長と壁というのも同じようなものであろう
チャンスを掴めない限り、これ以上その道の先へ進むことはできない
壁を乗り越えない限り、これ以上その先の景色を見ることはできない
そういうことである
個人的に、そんな状況が今やってきていて、ポジティブに乗り越えていきたいと思っている
ただ頭の片隅に常に置いておきたい考え方としては、ずばり選択と集中という言葉である
何かに向き合う、集中するということは、何かに向き合わないということでもある
常に僕個人の心のバランスや平和を考えると、一点集中の一点突破みたいな戦法は出しどころが肝心だし、あくまでも周囲との調和みたいな部分も大事ではあると思ってしまうタイプだ
故に人生が選択と集中になっていくのは冒頭のとおり、ある程度不可避なのかもしれないと思いつつ、そこのひとつのひとつの所作だったり、判断だったり、タイミングというのは、時に激しく時にしなやかに、自分と常に向き合いながら冷静に取り組んでいこうと改めて感じている
チャンスは逃すなかれ、壁はかわすなかれだ
自分が思っている以上に自分が形成されていく可能性を感じながら、目の前の状況に取り組もう