20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

ワクワクの正体〜概念編〜

男は仕事だ!みたいな昔からの考え方に僕は自分が思っている以上に、そうだよな、おれ仕事以外何もできないしなあ(実際は仕事すらできていないのだろうが)と思ってしまっている部分があることに気づく

この辺りの仕事に対する考え方は千差万別、十人十色ということで全然良いと思うのだが、とりあえず現状僕にとって仕事というのは大事な存在であることを前提に話を進めると、仕事のなかでワクワクを感じられるというのは非常に大切なことだと思うわけだ

もちろんどの仕事に就いたらワクワクを感じられるかなんて分からないし、普段の仕事の中でもワクワクできる瞬間もあれば、全く気持ちが入らないときもある

しかし、仕事をするということをお金をもらうと言い換えたときに、お金をもらいながらもさらに、感情としてのワクワク感を得られるというのは単純に儲け物というかお得感がすごくあると思う

例えば仕事の達成感や自分なりに上手く処理できたぞみたいな満足感みたいなものは、仕事を続けていく上で大事な感情であるが、あくまでも仕事が終わった後に得られる感情である

一方ワクワク感というのは、これから自分が取り組むかもしれない未来の仕事に対し、「良いことも悪いこともあるかもしれないけど、それも全てひっくるめて楽しみにしている、やる気を感じることができている」状態であると言える

これを感じられることは非常に大事であると思う

特に物事に対して僕のように八方美人というか、人の感情に対して過度に気を遣ってしまい、結局それが良い結果を生み出すことを阻んでいる可能性があるかもしれないタイプの人、また周囲とのバランスや全体との調和を気にしてしまい結局思っていることが言えなかったりするタイプの人、多くの人が関係すればするほどモヤモヤ感が増えるなと思うタイプの人(関係者は少ない方が正直やりやすいと思うタイプの人)→これらは全て僕に当てはまる要素であるが

こういったタイプの人にとっては、その正体不明ながらもたしかに自分の心の中に芽生えているワクワクする気持ちというのは希望であり、淡い恋心のようなものである

仕事を恋愛に例えるのはもう古いのかもしれないが、このワクワク感というのは、もしかしたらこの人(仕事)を僕は好きなのかもしれない、好きになってしまうのかもしれないというロジックだけでは説明できない本能的で直感的で非常に主体的で、リアル感を伴うものである

 

であるが故に、時に自分にとって不利な状況が訪れたときも戦えるし、創意工夫をもって取り組める、有利な状況であればそれはもうまさに無双状態であって、どんどん前に進んでいけば良いだけだ

 

所詮ワクワク感、されどワクワク感

僕はこれから自分にとってのワクワク感を言語化していきたいと思うが、淡い恋心をずっと抱いている状態というのが恋愛においてはあまり良くないのかもしれないが、こと仕事となればそれは十分に前に進む燃料となる

ここは仕事と恋愛の違いのひとつでもあるだろうか

僕はそう信じているし、これからもそう信じたい