「自分の興味のある領域」と「過去に実際に経験した領域」が重なる部分の仕事というのはやはりモチベーションが上がりやすいと思った
これまである意味意図的に自分が苦手意識のある仕事に挑んできた
苦手なことがあるとか、人よりもできないことがあるのが嫌だったというのがあると思う
得意なことも苦手なこともあるのは当たり前なことなのに
別の言い方をすれば、これまで「弱みを克服すること」にウエイトを置いていたと言えるだろう
しかし、そんな中でも業界としては自分の好きなものを扱う業界に身を置くことで、なんとなくバランスを取ってきた
そして今、僕はどんな仕事なのか見てみたいという好奇心(≠好き)ドリブンから業界と仕事を選んで挑戦している
これまで業界だけは好きを重視してきた僕にとって、業界も仕事も好きかどうか分からない領域に身を置くことは、新たな挑戦でもあり、未知との出会いでもある
このような状況でたまたま遭遇した、冒頭の出来事
曖昧な表現にはなるが、「自分の興味のある領域」と「過去に実際に経験した領域」が重なる部分の仕事
一応10年以上は社会人としての経験を積んできて、やはりこの2つの円が重なる部分の仕事を深掘りしていくというのはひとつの手であると改めて感じた
しかしその一方で、遠回りのようには見えるかもしれないが、その2つの円を大きくする活動をするのもひとつの手かなと思い、今の状況に身を置いている
広がることと深掘ることを両方同時に行うのは難しいのではと思うのだが、果たしてどうだろうか
僕は前提として領空侵犯を行うことは広げることであり、それ自体は良いことだと思っている
しかし、じゃあどのタイミングで深掘りを行うのか
深掘りも必要だろう
領空侵犯ばかりしていては真価が発揮できないだろう
より広い円を深掘るための領空侵犯なのだと考えるべきか
どう考えるべきなのか、迷っている