明治から今の令和に至るまでの日本の発展とか歩みを考えたときに、すごく大きく見ると
幕藩体制の終焉、近代化(西洋化)
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経済発展、大国の仲間入り
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アジアの近代化を牽引
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戦後復興、民主化
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高度経済成長、ジャパンアズナンバーワン
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失われた30年
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アジアの台頭
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などなど
で結局、文化よりも経済を優先した(せざるを得なかった)時代があり、その弊害が今至る所で出ているという時代なのだろうなと思っている
それは決して経済がダメになったから文化しかない、と言っているのではなく、元々日本には経済がなくて文化しかなかった領域や地域ばかりであったが故、ある意味元々あったものを掘り起こすしかないみたいな状況になっているのではないかというところだ
経済が成長したおかげで、文化を見る目は確実に養われていると思う
文化を経済的な視点で見ることもできるようになってきているし、我々の生活にいかに文化というものが根を下ろしているのかに改めて気づくことができているからだ
なので難しい問題だ
経済発展の代わりに文化は衰退したとは言えないかもしれないが、少なくとも経済と文化両方を発展させることに成功しているとは言えないだろう
難しい
でも考えるべき問題であり、世代を超えて考え続けなければいけない問題だと思う