20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

VISUALIZEする世の中へ

以前これからは様々な変化や予想外の事態が起きても「耐えられる社会」を作っていくことが大事なのかもしれない、というVUCA的な所感を書いた

http://20to30.hatenablog.com/entry/2020/05/14/002245

 

そういった社会をどうやって作っていくか、はたまたそういった社会を作る上で大事なことは何か、それを考えている

最近やはり具体的なキーワードとして感じることは

「VISUALIZE=見えるようにする、可視化する」

ということである

 

見える化することの大切さというのは、もう随分前から唱えられているが、この「見えないものを見えるようにする」動きに、今後より一層注目が集まっていくのではと思う

 

ただ、様々なものを「VISUALIZE」することで、たしかに安心したり、気持ちがすっきりしたりすることはあると思うのだが、気をつけないといけないと思うのは、自分も相手も「見えたつもり」になってしまうことである

 

今まで数値化できていなかったことを数値化したり、人に共有できていなかった考えやアイデアを図や文章で表したりして、見えるようにした即ち相手も理解した、ではないし、はたまた数字や図で表せた即ち見えなかったものがきちんとVISUALIZEされている、とも限らない

 

VISUALIZEすることで確かにより伝わりやすく、分かりやすくはなるだろう

しかし、何でもかんでもVISUALIZEすることはまだまだ難しいし、分かりやすくしようとしているのにかえって分かりにくくなったり、抜け漏れ、見落とし、誤解が生まれてしまうことも少なくない


元々見えないものだっただけに、見えるようにする=VISUALIZEするときにはより一層の注意が必要である