20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

ワッチュワナドゥー

あなたは何をしたいのか?

という問いほど答えづらく、また答えたくない質問はない

 

どの程度真剣に聞いているのか?人の今後の人生ってそんな単純な質問や聞き方で理解できると思っているのか?また人の今後の人生って「はい、僕は〇〇がしたいです」みたいにひと言で返せるようなものなのか?

本当に野暮な質問だ

愚問だ

なので僕は今まで一度も自分からそんな質問や聞き方はしたことない

色々話した上で、「結局自分はどうしたいかだよねー」という話に落ち着いたりしたことはある

 

人の人生を垣間見ようとする時、また人の人生に何か影響を及ぼす可能性がある時、そういった時はコミュニケーションスキルという曖昧な横文字では片付けられないくらい膨大な(雑な質問で片付けない)配慮、(聞きすぎない)謙虚さ、そして(ある程度何を言っても受け止め合う)間柄が必要である

 

それができない人はコミュニケーション強者とは言えない

自分がされて嫌なことは人にしてはいけない

 

僕は命ある限り永遠に自分とは何かを追求していくと思う

むしろ生きているうちに自分のことを完璧に把握していると言う人ほど信用できない

そして自分とは何かということは他人との比較の上でしか分からない

永遠に新たな出会いがあり得る以上、永遠に自分のことを知り切るということはできない

 

自分がどうしたいかなんて自分が一番聞きたいっちゅう話なんだから、そんなセンスのない野暮な質問してないで、僕のことを思ってくれているのであれば、もう少し自己理解や自我の発見につながるような気の利いた質問なり発言を投げかけて欲しいものだ

 

何がしたいか質問する人も、何がしたいか即答する人も、僕からしてみればどちらも浅はかだ

 

ただ、その人たちからしてみれば、自分のことなのになんで分からないの?言語化できないの?まさかやりたいことないの?と思うかもしれないから、当たり前だけど上記の僕の考えが必ずしも正しいわけではない

 

ただ僕にとってその質問が愚の骨頂に思えるだけだ