20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

自分との対話

アドラー心理学にあるように、自分の課題と他者の課題を分けて考えること、そして、相手を支配することも、相手に服従することも良くないということは、言葉では簡単だが実践することはとても難しい

そんなことを痛感した1日であった

基本的には自分が幸せな状態であることは大事だと思う

そうでないと人を幸せにできないと思うからだ

故に自分が幸せになれない人と一緒にいることはあまり有益ではないように思う

それはもちろん歩み寄るし、最大限の誠意と愛情をもって接するのだけれど、それでもなお自分の努力が届かないこと、自分の実力不足であること、本当の自分を出せないことなど、色々な要素によって、すべての関係がハッピーエンドという訳にはいかないという悲しくもリアルで切ない現実がある

その点では僕はドライな性格なのかもしれない

決して僕はこれは良いことだと思っていない

改善する余地がたくさんあるからだ

これは転職した時に、前職までに積み重ねてきた経験や知識や知恵が、新しい仕事を覚えたり、期待されている成果を出すことのボトルネックになってしまっているという気がするのと似ているかもしれない

というのも、全ては先入観やこれまでの積み重ねみたいなものが余計な問題を生み出してしまう原因のひとつになっているのではないかということだ

僕の未熟さはそれはそれで猛省する次第なのだが、もう一方で言えることは、自分の嫌なところが出てしまう人とはあまり良い関係性を築くことが難しいのではないかと思ってしまわなくもない

アドラーは、できないことは認識しつつも、それでもまずはできること、できたことにフォーカスしようと言う

それはすごく納得で、人は誰でも少なからず弱みや自分でも嫌だなと思う部分があると思うのだが、そこばかりが出てきてしまうのは良くない気がする

自分の良い部分や、強みみたいなところを、一緒にいるから何倍にもできたり、自分の強みで補完し合えるような関係を築ける相手が、本当は良いはずなのである

相手との対話の前に、自分との対話がもっと必要かもしれない

そうでないと人に迷惑をかけてしまったり、ネガティブな感情を抱かせてしまう

その結果を僕は望んでいない