20代と30代の狭間で

20代から30代に突入したとある日本人男子の雑記

転職を検討するかどうかの2つのポイント

久しぶりの更新となった

純粋にアウトプットが減っていると見ることもできるが、一方で普段の仕事や人付き合いなどの、このブログ以外の場におけるアウトプットがここ最近多かったという感覚も持っている

 

今日は自分の中でうまく言語化できたなと思うことがあり、シェアしておきたい

転職を考えている人に特にシェアしたいのだが、次にどんな企業に転職したら良いか、どんな仕事をしたら良いかは別として、今自分が勤めている会社を去るかどうかの決断のポイントおよび理由として、個人的にこの2点は重要なのではないかと思う点を挙げたい

ひとつは、「会社から指示されること(もしくは指示を出す上司や先輩)の背後にお客様が見えない」という点

もうひとつは、「目指したい人が社内にいない」という点

である

後者はまあよくある話かもしれない

この会社で歳を取るとこうなっていくんだ(いやだな)、この会社だとこのくらいしか稼げないんだ(いやだな)、この会社だとこのくらいの影響力しか持てないんだ(いやだな)と思うのなら、転職を検討するサインだと思って良いと思う

目指したい人(≠尊敬する人)がいないのであれば、なかなか具体的な目標を持って、モチベーション高く仕事に臨むことは難しいだろう

さて、前者のポイントであるが、これは少し説明と弁解が必要かもしれない

まず基本的に僕は非雇用者である限りは、いかに少ない労働で大きな成果を出せるかという意識がとても大事だと思っている

なので例えば年収350万で、自分の実感としても今年は350万円分(もしくはそれ以上に)働いたなと感じていたら、実際の報酬に対して自分が投じたリソース(時間、体力、知恵など)が同等もしくはそれ以上になってしまうので、定量的に測れない部分も含めて、実質自分の人生における利益・儲けはゼロもしくは赤字になってしまっているのではないかと思ってしまうのだ

もちろん体感的な実感を数値化するのは難しいし、正解はない

ただ、自分の実感として何かもらっている給料に対して儲かっている感覚がなければ、得をした感覚がなければ、それは今の会社を離れる判断を検討すべき時なのではないかと考えているのである

そのような考え方の中で、では自分の体感比で黒字化するにはどうしたら良いかというと、可能な限り最短距離でお客様(市場)のニーズを満たして成果を出せば良いのである

もちろんここには顕在化していないニーズなどもあって、そこに対する色々なマーケティング用語や考え方はあるのだろうが、基本的に世の中から求められているモノやコトをなるべく早く満たすことが、世のため、人のためになっていて、いわゆる三方良しとか六方良しみたいなモノやサービスの創出につながるのではないかと思っている

そうなると、会社の中で自分が取り組む仕事内容はこの世の中から求められているものを具現化することにつながるものでないといけなくて、そこにつながる仕事でなければ、単純に先述した儲けゼロ、赤字への道を進んでいってしまうことになるのだ

恐ろしい

普段の仕事というのは、自分で作り出すものもあるが、多くは会社や上司や先輩から課されるものであるため、その課される仕事の裏にしっかりと世の中が存在しているか、世の中が見据えられているかという点は、今更ながら当たり前だが気を付けて見た方が良いのではないかと思うのだ

下手すると世のためにもお客様のためにも何にもならない社内用資料だとか、誰も見ないであろうデータ作成などに自分のリソースを投じて、迷宮に陥ることになる

目の前ににんじんをぶら下げられるわけでもなく、明確な目的地があるわけでもない、ただお金をもらっているから走るという、つまらない人生を歩む羽目になってしまう

人生は有限である

そのことにもっと意識を向けないといけない

 

以上2点、自分自身も意識したいところである