よくWillとCanの話がある
やりたいこととできること
ここにMust(やるべきこと)を加えたりもする
ビジネスの文脈でも使うし、自分のやりたいこと探しみたいな文脈でも使うことがあるだろう
このWill、Can、Mustであるが、ビジネスの場において改めてWillの力を実感することがあった
Willの有無によってアウトプット、成果物の内容が大きく変わるということである
たとえ最初は思っていなかったとしても、もしくは自発的に芽生えたものでなかったとしても、こうしたいとか、こういうことを伝えたいとか、こうしてあげたいみたいなWillの気持ちが一度でも芽生えれば、そこから生み出されるものの質は大きく変わってくる
いわゆるやらされ仕事のようなかたちで受け身で仕事をしていると、なかなかそのWillは生まれにくく、またWillが生まれにくい環境を作ってしまっている可能性もあるので注意が必要だ
たとえやらされ仕事でも(世の中大体やらされ仕事だ)、Willは多くの場合その仕事に一旦「Deep Dive」(深くもぐる)してみることで生まれやすくなる
一度Deep Diveしてみると、無知の知に気づいたり、問題解決の糸口を見つけたり、こうなのではないかという答えの仮説を持てたりするからだ
Willがもともと無い仕事ならば、Deep Diveできる環境を作るべきだ
Deep Diveにはいかんせん時間と集中力が必要だし、逆にDeep Diveできないと既存の知識からアウトプットを出すような手段を取らざるを得ない
既存の知識で解決する問題ならばいいが、新しいクライアント、新しい依頼、新しいタスクであればあるほど既存の知識が通用する可能性は低いだろう
アウトプットの質を高めたいのであればとにかくDeep DiveしてまずはWillを見つけることだ